牛乳って本当に体にいいの?

牛乳って本当に体にいいの?

牛乳というとみなさんはどんなイメージをお持ちですか?

骨を作るために重要だというイメージですが、それは本当でしょうか?

今回は、牛乳の知られざる秘密について説明していきます。

 

知っておくべき牛乳の問題点

ポイント①ホルモン剤の危険性

乳牛には、たくさん搾乳するためにホルモン剤を投与している個体もあります。

そういった乳牛から搾乳した牛乳の中にはホルモン剤が残留しており、女性ホルモンであるエストロゲンに異常を引き起こす可能性も指摘されています。

ストレスのない環境で伸び伸び育てられた牛からの牛乳を選ぶことが大切です。

 

ポイント②乳製品を取るほど骨折率が高い!?

カルシウムパラドックスという言葉はご存知でしょうか?

実はカルシウムは単体で大量に摂取してしまうとうまく吸収されずに、血液中にカルシウムイオンが溶け出し、逆に骨からカルシウムと溶かしてしまうのです。

牛乳はたしかにカルシウムが豊富ですが、マグネシウムが少なくバランスが非常に悪いのです。

骨を作るためにはカルシウムよりもむしろマグネシウムをしっかり摂取することが重要で、カルシウム:マグネシウムを2:1程度で摂取するのが理想的です。

カルシウムさえとっていれば、骨が丈夫になるというわけではないので注意が必要です。

 

 

ポイント③カゼインが腸を炎症させる

カゼインというのは、乳製品に含まれるタンパク質の1種で、固まりやすい特徴を持っています。

なので、乳製品をたくさん取ることで腸に負荷をかけ、炎症させる原因になります。

便秘などでお悩みの方は特に注意が必要です。

 

ポイント④乳糖を分解できない体質かも

実はアジア人の多くは遺伝的に乳糖を分解しにくい体質であるといわれています。

なので牛乳を飲むとお腹がゆるくなったり、腸内が荒れてしまったりする可能性があります。

合わないと感じている方は無理に飲むことのないようにしましょう。

 

ポイント⑤ホモジナイズされた牛乳

ホモジナイズというのは、飲みやすくするために高速で攪拌し、サラサラな状態にする工程のことをいいます。

サラサラな牛乳は、分解される前に胃から腸まで移動してしまいます。

できればノンホモジナイズの牛乳を選ぶようにしましょう。

 

牛乳は嗜好品と考えて取るのが吉

牛乳のメリットは正直少ないというのが現実です。

健康のために牛乳を飲むのではなく、あくまで嗜好品として摂取するのが吉です。

正しい情報で、正しく食材を選んでいきましょう!

 

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